レジリエンスとは

レジリエンスとは

レジリエンスの定義

「逆光にあたってもそれを乗り越え、さらに力強く成長する能力」

レジリエンスの特徴

  • レジリエンスは「能力」であり、個人差がある
  • レジリエンスは学習することができる(先天的性質ではなく、後天的に学習可能)
  • 抑うつや不安に対する暖衝材となる
  • 潜在能力を解き放つ
  • レジリエンスは誰にとっても重要である


レジリエンスを高めるために

現在「レジリエンス」力を高めるものは何かという研究がすすみ、以下の要素があることが分かっています。

  • 自己理解と
    感情の制御

  • 自立心

  • 楽観性

  • 柔軟で適切な思考

  • 自己効力感

  • 良好な人間関係

ー SBRP誕生物語 ー

「レジリエンス」は、1970年代から研究が始まり、多くの研究者が「再起力」や「復活力」など様々な表現でこの概念を説明してきました。これらは、「厳しい環境をものともせずに、成果を出すことができること」という意味では、ある程度共通しているところがあります。また、種々の研究からこの能力は学習ができるということも知られています。
日本においては、2000年以前は、若年層の心理学上の病理における研究が中心で、世間一般にはなじみが無いものでした。しかし、東日本震災後、その復興活動の中で「レジリエンス」という言葉がきかれるようになりました。BConは一般社団法人 日本ポジティブ心理学協会に所属し、弊社社員が理事の一人を務めております。同協会の代表理事である宇野カオリ氏の指導に基づき、BCon独自のレジリエンスプログラムを開発致しました(SBRP:ストレングス・ベースド・レジリエンス・プログラム)。またSBPRプログラムの中で活用されるVIA診断を活用したプログラム展開については、日本・中国・韓国における独占的な権利を有しており、今日までのプログラム実施実績も豊富です(VIA診断自体はマーティン・セリグマン博士らの研究チームが開発したオープンソース)。

今後、より多くの方に本プログラムを提供して行きたいと考えています。

研修内製化のための社内講師の育成

ビジネスコンサルタントの研修内製化支援

「社内トレーナー」の養成が求められる時代

外部講師に頼るのではなく、「社内トレーナー」の養成が求められる時代となりました。

  • 1階層別社員研修の組み方が変わった

    従来は部長・課長・中堅若手・新人と分けて、各階層に求められる能力を明確にして集合研修。今や集合研修が組みづらい。
    これからは役員・部長は他流試合、中間管理者は「職場単位(自分達の手で自分達の職場を変える)」、中堅・若手と新人は「社内トレーナー」が短時間で社員研修を実施。その方が効果的で成果につながる。

  • 2職場単位での取り組みが求められている

    定着率の向上・働き方改革・コンプライアンスやサステイナブルの浸透は、「職場風土」が変わらなければうまくいかない。管理者が主体となり日常のマネジメント活動において人と人との関係性を変える『組織開発(OD)』アプローチが必要。
    その為には「社内トレーナー」がファシリテーターとなり、ラインマネジャーがチェンジリーダーとして職場変革の道具を身につけることが大切。

    今の職場は働く人々のキャリアや雇用形態が多様化しており、かつ「同一空間・同一労働」ではない。さらに仕事が多忙化・個別化する中、「対話」の時間さえ「非効率・コスト」と捉えられ職場機能不全を起こしがち。
    ラインマネジャーは意図して「対話」の場を設け、職場状況を可視化し対話を促進するデジタルツールも活用しながら、自ら職場を「組織開発」することが期待される。

  • 3フォロー・定着・成果が重視されている

    せっかくの社員研修がイベントで終わっている。実践とフォローが大事。益々、マイクロラーニング(短い時間でいつでもどこでも)が進む。だからこそフォロー・定着・成果が問われる。
    その為には外部講師や仕組みに頼るのではなく、「社内トレーナー」自らが「学習をデザイン」する力を身につけ、他流試合やeラーニングも活用して職場実践を支援し組織の成果に結びつけることが求めれる。

  • 4教育の分野にもデジタルトランスフォーメーションの波

    社会は「所有」から「利用」へ。教育の分野も「所有」(日程と講師を押さえる)から「利用」(現場にテクノロジーを届ける)へ。個々のニーズに合ったカスタマイズしたサービスを必要な時に必要なだけ即座に利用する時代へ。それに対応できるのは「社内トレーナー」。

社内講師育成の3つのポイント

社員研修内製化のメリットを最大限に活かすために、社内講師を育成する際のポイントを3つに分けて紹介します。

  • 1社内講師が効果を発揮するケース

    社内に研修講師がいることで、忙しい現場のスケジュールに合わせてこまめに研修会を実施することができます。 また、職場のケースを活用した実習を行えることで、受講生により自分のこととして課題を認識してもらえます。

  • 2講師向きの人材とは・・・

    一般に、人前で話すのが得意な人といったイメージがありますが、そうではありません。 研修講師向きの人は、他者に暖かくかかわることができる人です。研修中も、個人(自分・メンバー)を尊重し、 他者との人間的な関わり合いができることができれば誰でも研修講師をすることができます。

  • 3効果的な講師の育成方法

    講師となる人が自信を持って研修会に臨めるようにプログラムやツールを整備することが必要です。 また、初めに手本を示し、実際にトレーニングを実施し、指摘された改善点を踏まえて再度実施することで自信がつきます。 ビジネスコンサルタントの内製化支援プログラムではこれらの手順を踏みながら安心して研修に臨めるサポートをします。

社内講師(内製化)のメリット、デメリット

社員研修の効果は高めたいがコスト(費用・時間)はかけられない

〜 人材育成・開発の手段・方法におけるジレンマ 〜

アウトソーシング(外部活用)

メリット

  • 新しい情報、テクノロジーを期待できる
  • 第三者の立場での介入が期待できる
  • トレーニングスキルを含め専門性が高いので説得力がある
  • 他社、他業界の情報を持っている

デメリット

  • コストがかさむ
  • 評判の良い講師ほど、日程調整が困難
  • 自社の内容理解に時間がかかる
  • 参加者に「現場は違う」と思われる可能性がある
内製(社内リソース活用)

メリット

  • コストが外部講師ほどはかからない
  • 社内の状況を熟知しているので、現状に合わせた教育内容をプランできる
  • 社内の人間なので、心理的距離が近い
  • 講師の日程調整に融通が利く

デメリット

  • 常に新しいアプローチの情報収集が必要
  • 知識はあるがトレーニングスキルに不安がある
  • 参加者との心理的距離が近いだけに、馴れ合いになってしまう可能性がある

両者のメリットを兼ね備えデメリットを払しょくしたアプローチが

BConプログラムライセンス取得講座を活用した
社内トレーナーや変革推進者の養成です。

研修内製化における基本的考え方に
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BConプログラムライセンスの特徴

  • 1使いやすいテクノロジーを提供する
     (LIFO、HEP、ITS、SBRP、FISH!)

    BConのコンサルタントが長年にわたり活用し、使い勝手の良さや効果性の高さが実証されている理論・モデル・ツールを提供します。 これらは日本のみならずグローバルに通用するもので、米語、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語など日本語以外のツールも充実しています。

  • 2実践的なトレーニングスキルを提供する

    トレーニングの場では、単にうまく説明できるプレゼンテーションスキルだけでは足りません。様々な演習や実習を実施する際に必要なインストラクション(提示)スキル、インタベンション(介入)スキル、フィードバック(指摘)スキル、ファシリテーション(促進)スキルなどが社員研修の成否のカギを握ります。 Bconのコンサルタントが実践で培ったノウハウ、教科書に載っていないポケット・ノウハウも提供します。

  • 3トレーナーサポート体制が充実している

    トレーナーライセンスを取得できれば社内での実施は可能ですが、必要があれば研修プログラムの作成や実施段階での質問、不明点の確認など専任コンサルタントといつでも相談することができます。 また、WEBを通じてトレーナー同士の情報交換も可能です。スキルアップのための機会も半年に1回程度用意しています。更にBConコンサルタントが直接伺って(有料)社員研修をコーディネートすることも可能です。

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